【インバウンド需要でさらに加熱?】決済サービス系ベンチャーの資金調達ニュースまとめ【フィンテック】
こんにちは!セールス担当の川田です。
いつもこのブログでは、ご契約いただいた飲食店を紹介する記事などを書かせていただいていますが、
実は弊社サービスである”日本美食”は海外観光客向けのオンライン決済サービスだったりします。
実は日本人のクレジット決済の利用率は世界的に見てもかなり低く(約20%弱)、それと比較すると世界のクレジット決済比率はかなり高いんですね。
だからこそ、海外の観光客を通じ、日本でのユーザー拡大を目指しています。
そして、最近やたら見るのがオンライン決済サービス系の資金調達のニュース。
『フィンテック』という領域もかなりいろんな分野で広がっている中で、自分たちとも関連があるオンライン決済サービスにおいて数億・数十億での資金調達、かつ世界的に広がっているこの領域の勢いをまとめてみました!
オンライン決済サービスって?
まとめる前に念のため、『オンライン決済サービス』について。
かなりわかりやすい説明があるので、今回経営ハッカーさんの記事を引用させていただきます。
”オンライン決済サービスを導入する大きなメリットのひとつは、個人事業主や中小規模の法人であっても、安く簡単に自社のWebサイトにクレジット決済を導入できるということ。
通常、個人や中小企業がカード決済を導入するには、カード会社の厳しい審査を通過する必要があり、またこの審査には数週間から数ヶ月かかることもあります。(中略)
そこで登場したのがPayPalを始めとするオンライン決済サービス。料金を支払う側と料金を受け取る側の間に、このオンライン決済サービスが介在することで、料金を受け取る側がカード会社と直接契約しなくても自身のWebサイトでクレジット決済を導入できる仕組みです。”
引用元:【徹底比較】話題の5大オンライン決済サービスPayPal、SPIKE、Stripe、WebPay、Yahoo!ウォレット FastPay、を比べてみた(比較表有り)
そんな中、実は私達も日経さんだったり、Webメディア系にも取り上げられています!
『日本初!中国3大モバイル決済サービス可能! インバウンド向けグルメアプリ『日本美食』6月15日グランドオープン』
”「日本美食」 は中国で3.5 億人が利用する(2015年度)電子決済サービス利用シェアの81%を占める「銀聯カード」、「Alipay」、「We Chat Pay」全てでオンライン上での決済が可能となっており、 全てが飲食店で使用できるのは日本初の試みだ。”
ただ、実は私達はオンライン決済サービスではあるのですが、今までのネットショッピングの仕組みを活用してリアル店舗でのお支払いができる仕組みだったりします。
2016年ニュースまとめ
ここ最近取り上げられた、オンライン決済サービスの資金調達ニュースを一気にまとめていきます。
~数億円
ブロックチェーン決済のCoinify、シリーズAで4億円超を調達
”コペンハーゲンを拠点に2014年に創業したコイニファイは、各国でブロックチェーン決済処理サービスを提供。インターネット通販業者や実店舗の経営者、個人を対象は同社のサービスを通じて、簡単に仮想通貨をフィアット(法定通貨)に換金することなどができる。”
アジアを拠点とするクロスボーダー決済のフィンテック企業AirWallexが300万ドルを調達
”Airwallexのサービスは現在のところクローズドベータテストの段階で、1ヶ月以内にサービスを開始する予定だ。現在、オーストラリアの規制当局の承認を待っている段階である。そのコンセプトはBraintreeもしくはStripeに近い。売買の背後に存在するシステム(それも最終顧客には見えることのない)によって決済が実行される。Airwallexは支払額に応じた決済手数料からマネタイズを図ることになる。”
「ポケットコンシェルジュ」は、予約が取りにくい厳選された高級レストランの予約から決済まで可能なレストラン予約サービス。ミシュラン掲載店など、他のサービスでは掲載されていないようなレストランも紹介しており、人気店の急な空席のお知らせを受け取れたり、電話をかけずに簡単にレストラン予約ができるのが特徴だ。
~数十億円
決済サービスのOmise、SBIインベストメントをリードインベスターとする総額1,750万ドル(約18億円)の資金調達を実施
”Omise Paymentはオンライン事業者に従来のように審査、開発に時間をかけることなく、最短1週間以内でクレジット決済機能を提供するサービスです。日本と東南アジア領域に強みを持っており、オンライン決済システムとして日本から東南アジア市場へ進出される企業にとってはもちろんのこと、日本国内で事業展開される企業にとっても最新のシステムをご提供します。さらに近年増加傾向にあるクレジットカードの不正利用対策として、不正検知システムを標準機能として無料でご利用いただけます。”
ケータイ利用で数秒審査、新型クレジット決済「Paidy」がSBIなどから約16億円を調達
”Paidyは日本国内で1億人以上が利用可能な「リアルタイム・クレジット口座」だという。事前登録は不要で、利用者はメールアドレスと携帯電話番号を使って決済できる。SMSまたは自動音声で案内される暗証コードを本人認証として使っている。利用者は当月利用総額を翌月10日までにコンビニか銀行で支払う。加盟店への支払いはエクスチェンジコーポレションが保証する。エクスチェンジコーポレションは、機械学習を使った審査をしているという。”
ブレグジットはチャンス? 英フィンテック企業が10億円の資金調達
P2Pレンディングは、個々の借主と貸主にとって、従来の金融機関を“中抜き”した直接のやりとりを可能にし、より高水準の金利を実現できるというメリットがある。借主はより低い金利でお金を借りることができ、貸主はより高い利回りで融資を行うことが可能になるわけだ。
資金調達は止まらない
ZUU onlineさんの記事によると、2016年第1四半期のフィンテック系企業への投資総額は57億ドル(約6275億7000万円)!!!
特にびっくりしたのは、昨年までは世界最大の投資先であった北米をアジアが追い抜いたこととのこと。アジア圏への投資総額26億ドル(約2862億6000万円)のうち中国が24億ドル(約2642億4000万円)を独占。
引用元:アジアFinTechへの投資は中国が欧米を圧制 中国が5割独占
これから日本でも”オンライン決済サービス”領域で、数億・数十億、はたまた数百億の資金調達、そして新たなユニコーン企業が生まれる流れはきていると思います。
次回も宜しくお願い致します!

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