【インバウンド対策】アジア圏の観光客はツアー客よりFIT(個人客)が増加してるらしい
みなさんこんにちは!日本美食のセールス担当の川田です。
引き続き、営業で多くの飲食店関係者の方とお会いさせていただいているですが、よく聞かれるのが”ツアー客”と”FIT(個人客)”について。
以前までは、ツアーで日本に来る観光客が圧倒的に多かったのですが、現状は変わってきているようです。
FIT/ Foreign Independent Tour とは?
そもそもFITとは、JTB総合研究所様の定義によると以下の通り。
”FIT(Foreign Independent Tour)とは、団体旅行やパッケージツアーを利用することなく個人で海外旅行に行くこと。Free Individual(Independent)Travelerともいう。1964(昭和39)年の海外観光旅行自由化以降しばらくの間、海外旅行はパッケージツアーや団体旅行で行くことが多かった。しかし、海外旅行の経験者が増えるに従い旅行目的も多様化し、不特定多数を対象としたパッケージツアーなどではなく、自分の目的に合わせた旅行をしたいという要望が高まりFITが増えてきた。観光旅行のみならず、業務や海外駐在、家族・知人訪問などで海外を訪れる人が増えたのも一因と考えられる。FITという言葉が浸透したのは、格安航空券が出回り海外旅行者数が急増した1990年代初め頃からといわれている。”
出典:JTB総合研究所 FIT
訪日外国人観光客の65%が個人旅行に

引用元:訪日ラボ
上の図は訪日ラボさんの記事で活用していた『訪日外国人消費動向調査 』のデータから。
アジア圏以外の国では、圧倒的にツアー客よりも個人客の傾向が強いですね。
2015年(4月から6月)と2016年(4月から6月)の訪日外国人観光客の旅行形態は、全体でFITの割合が60.4%から65.0%まで増加していることがわかります。
そして、特に「団体旅行」のイメージが強かった中国人観光客も、現在では4:6(団体:個人)と動向が変わってきています。2年前までは6:4(団体:個人)だったことから、これからも「FIT層」が拡大していくと考えて間違いありません。
FITが喜ぶ観光を提供する必要がある
やはり、FITは団体旅行者と比較しても訪日旅行中の行動はかなり自由です。そのため、FITは今までのようなゴールデンルートだけではなく、団体・ツアーでは味わえない観光を楽しもうという動きが増えて行くと予想ができます。
以前、このブログでも紹介しましたが、今観光客がお金を使う額が減ってきているからこそ、個人のお客さんがつかえるエンターテイメントを提供しないといけないですね。
【どこでお金を使ってもらう?】インバウンド・訪日観光客に日本を楽しんでもらうためには
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